【ゴムの日記念】オリエント工業シリコンドールの話

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 今日5月6日は「ゴムの日」ということでSNSではコンドームネタで盛り上がっていますが、シリコンも実は広義でゴムの一種ですから今日はシリコンネタ、オリエント工業のシリコンドールの話をしたいと思います。

 まずはシリコンと言えば私の場合先日「フェアリー ジュエル」を発表、ショールームでの予約受付を開始した「オリエント工業」のラブドールを思い出します。今でこそ造型や品質の高さから「世界のオリエント工業」と言われ多くの人が知る会社となりましたが、2001年の発売当初は「小さな町工場が何でこんなにシリコンを大量に使うんだ?」となり、原材料の調達一つも大変だった様です。

 2001年と言えばまだ日本にリアルドールという概念が殆ど無い時代です。海外では既にその様なドールは生まれていた様ですが、殆どの人はラブドールという言葉を知らず「ダッチワイフ=空気式の安物人形」という時代ですから、理解を得られるにも現在の何倍もの努力が必要だった訳です。

 その後シリコン+金属の骨格という基本構造は変わっていませんが、金属の骨格はフリータイプからフリー、グリップが選べる様になりました。また可動域向上の為の改良は常に行われており、今回のフェアリージュエルも可動域が更に大きくなった骨格が採用されています。

 またシリコンも軽量化、耐久性との戦いで少しずつ変化しています。ザックリ言うと2001年当初のものに比べ現在のモデルは5kg位軽くなり、おっぱいも柔らかくなりました。

 しかし固さと耐久性はほぼ比例しますので、オリエント工業では無理に柔らかさを追求せず、現在も耐久性に軸足を置いて設計しているのがこだわりポイントです。

 そしてやはり一番の違いは外観、メイクではないかと思います。現在はメイク、ボディメイクといった成形後の工程がより重要になっています。試しに2002年頃のシリコンドールのメイクと数日前に撮影したシリコンドールのメイクを比べてみて下さい、21年の進化は目を見張るものが有ります。

 更に血管メイクが施されたモデルもあります、これがあるだけでリアルさがグッと上がります。この表現は目立ちすぎてはダメでエアブラシを用いたこの加工はある意味職人技の域です。

 そう言えばタマトイズの「スーパーリアルおっぱい」でもこの血管メイクが施されていました。こちらもシリコン製の最高級おっぱいです。


スーパーリアルおっぱい(エムズ)
他の取扱店:M-ZAKKA信長TOYsホットパワーズFANZAAmazon

 シリコン以上に肌により近い素材が現れない現在、ドールの進化は骨格可動域の向上やメイクを中心に進化していきそうです。

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