シリコン製品20年史

 タマトイズがシリコン製おっぱいグッズ「スーパーリアルおっぱい」を発売したことを受け、久しぶりに私的に「シリコン」という素材が身近になりました。そこで今日は「シリコン」という側面から歴史を語ってみたいと思います。

 「シリコン」という存在を私が意識したのは2001年、オリエント工業がラブドール「CANDYGIRL JEWEL」にシリコン素材を利用した時です。シリコン自体はその前からありましたが、いわゆる「18禁商品」にシリコンゴムを用いたのはこの製品が初めてではないかと思います。

 当時の詳細な表現は忘れましたが、「人間の肌に最も近い素材を用いた究極のラブドール」のような謳い文句で価格は60万円でした。しかし改めて20年前のモデルのおっぱいを揉んでみると「ソフビより柔らかい」位で丁度ディルド位の固さです。

 改めて揉んでみるとパイズリはおろか、揉み心地を語るにはほど遠い弾力です。しかし当時はシリコン一体成形のラブドールを見て「本当に凄い時代になった」と思ったのですから、20年間の技術の進歩というのは凄い物です。

 その後オリエント工業でも技術開発が重ねられ、2017年の時点では揉み心地もウリに出来る様なレベルになっていますが、同時にボディメイクで血管の表現もなされていました。現在はそうしたボディメイクの技術料や原材料価格の上昇もありフルスペックですと約80万円の価格帯です。

 その20年の間に海外製ラブドールも5年ほど前から急速に市場に参入してきたのは記憶に新しいところです。当初はオナホと同じ素材のTPE製ドールがシリコンドールの半額で発売され大変驚きました。似た様な見た目でまるで人肌の様なリアルなシームレスボディはたちまち大人気になりました。そして現在は更に競争により価格が下がり、当初より高品質なドールが約1/4の20万円以下で購入できる様になりました。

 一方国産シリコンドールと同様の海外製シリコン製ドールも最近では続々と登場しています。信長TOYsではシリコンドールを積極的に取り扱っている様ですが、価格は国産ドールの約半分の40万円前後です。シリコンドールの歴史をざっくり語るとこのような感じになりますでしょうか。価格、仕上がり精巧さと20年の歳月を感じずにはいられません。


シリコンシームレスドール 170cm 果澄(かすみ)【受注販売商品】


シリコンシームレスドール 145cm 巨乳タイプ ニーナ(エルフ)【受注販売商品】

 他にも色々なリアルドールを取り扱っています。

 リアルドールの話はこれ位にして今度はおっぱいグッズの話に戻ります。おっぱいグッズの歴史を思い出してみると8~9年前位はまだおっぱいの形をしたTPEの塊で、揉み心地や見た目に拘った商品が各社競ってリリースされる様になったのはここ数年です。昨今大盛況のおっぱいグッズ市場ですが、高性能おっぱいの歴史は意外と浅いのです。

 しかしこれまでに発売されたおっぱいグッズの大半はTPE製です。おっぱいグッズでシリコンを用いた製品は通販大魔王の「Busty-Eve(おっぱいイヴ)」、現在は製廃になったホットパワーズの「装着おっぱい チチツケタ」位しか思いつきません。

Busty-Eve(おっぱいイヴ)


装着おっぱい チチツケタ(生産終了品)

 やはりシリコン製のおっぱいは原材料が高価で、柔らかさを出すのも難しいのでなかなか商品化される事が少なかった訳ですが、「スーパーリアルおっぱい」は冒頭書いた完成されたラブドールからおっぱい部分のみを切り取ってきた様な完成度の高さでした。

 今回「スーパーリアルおっぱい」を手にして20年間シリコンという素材の身近に居た私は、ボディメイクや揉み心地などに一言に「シリコン」と言っても表現力は格段に進化して来たことを改めて感じました。


スーパーリアルおっぱい(エムズ)
他の取扱店:M-ZAKKA信長TOYsホットパワーズFANZAAmazon

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